ブリッジ治療とは?メリット・デメリットと長持ちさせるコツ

歯科

「歯が抜けたけど、インプラントは高いし、怖い」

「治療が早く終わるものがいい」

「見た目、素材にこだわらなければ保険適用ができる場合もある」

そんな方に選ばれているのがブリッジ治療です。
この記事では、ブリッジ治療の仕組み・メリット・デメリット、そして寿命を延ばすコツについて詳しく解説します!


ブリッジ治療とは?

ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を土台にして歯を橋渡しする治療法です。差し歯と入れ歯の中間のような存在で、固定式で違和感が少ないのが特徴です。

右から2番目の歯が抜けた場合、両隣の歯を削って土台にして、3本分(ブリッジ)で補う治療

失った歯は1本でも、隣の歯を削って土台にするので、合計3本以上の治療になるんですね。健康な歯も削るのはもったいない気もする…。

どんな場合に適している?

  • 1〜2本の歯を失った場合
  • 土台になる歯が健康であること
  • 手術を避けたい場合
  •  
  • 両隣の健康な歯を削ることに抵抗がない

ブリッジ治療のメリット

  • 固定式で違和感が少ない
  • 治療期間が短い(2〜3週間程度)
  • 保険適用の材料もある(部位による)

ブリッジ治療のデメリット

  • 健康な歯を削る必要がある可能性がある
  • 土台の歯に負担がかかり、両隣の歯の寿命が短くなるリスクがある
  • 清掃がやや難しい(歯肉と歯の間に汚れがたまりやすい)
  •  
  • 保険適用の材料は金属だけなので見た目が悪い。

ブリッジ治療の費用

治療範囲 保険適用時 自費治療(セラミック等)
前歯(3本) 約1〜3万円 約15〜30万円
奥歯(3本) 約1~2万円 約15〜25万円

※医院や使用材料により異なります。

前歯の方は保険適用でも白い素材(硬質レジン)も使うので、奥歯より複雑な技術が必要で、少々お値段が高いんです

ブリッジを長持ちさせるポイント

  1. 毎日の丁寧な歯磨き(歯間ブラシやフロスも活用)
  2. 定期検診・クリーニングで虫歯や歯周病の早期発見
  3. 硬いものを避ける・食いしばり対策

よくある質問(Q&A)

Q. ブリッジとインプラント、どっちがいい?

A. 状況により異なります。両隣の健康な歯を削りたくない場合はインプラント外科処置を避けたい場合はブリッジがおすすめです。

Q. ブリッジの寿命はどれくらい?

A. 一般的に5〜7年が目安です。しかし、一度削った歯は虫歯罹患率が跳ね上がるので、メンテナンスを怠ると隣の歯も抜くことになってしまうこともあれば、しっかり定期的にメンテナンスをして10年以上長持ちさせることも可能です

まとめ

ブリッジは、手術なしで固定式の人工歯を得られる治療法です。
保険適用も可能で、機能性や使用感も大変良好ですが、周囲の歯に負担がかかってしまうことや、保険適用の範囲が狭かったりなど、長持ちさせるには日頃のケアが重要ですです。

自分の歯の状態に合った治療法を歯科医院でしっかり相談しましょう。


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